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ロードバイクをこよなく愛するみなさん!いらっしゃいませ。

晴れるといいな~ ロードバイクFrom相模原

02
2017  06:50:00

【富士4Peaks】自走で富士山一周しながら4つの五合目を制覇するには23時間かかりました。チャレンジ貫徹!

2017年9月3日~4日




やばかった。



やばかった。。。







本当にやばかった!


3本の五合目を征して、富士4後半戦で富士山の裏側を回ってスバルラインへと向かいます。
この時点で15:00を過ぎて残り170キロ。
この時点では22:00ぐらいには帰宅できるかな?と思いつつ走っていましたよ。


裏側が登り基調なのは知っていたのですが、12キロで4%の登りなんです。
スペック的には、スバルラインの半分と言う感じなので、登りと言うか、峠じゃん。

20170902asrwsse.jpg 




この登りでひざが悲鳴を上げまして、だましだまし走るしかなくなりました。
軽く踏めば痛くないということではなく、強く踏んでも痛くない回し方?がある状態なので、痛くないように気を使って回し続けます。

ちょっとかかとを落として、上側は早めに踏み込むような感じで、そのまま足首の角度を保ったまま真下まで踏み込む感じです。

常に膝に一定の負荷をかかり続けると痛みが出ないことがあるので、そのことに集中して走りましたが、それでも痛いんですよね。

そのせいか登りも長く感じて、途中で脚を止めて、スマホの地図でどこまで登りが続くかを確認しました。

残りあと3キロ!
ペースを上げることもできず、この調子だとスバルラインの料金所は18:00???
日没後に登り始めなければならない?
五合目には20:00???


これ無理じゃない!!!
ひざ痛とこの後の行程を考えると、DNFが頭をよぎります。

無理かなぁ。。。

失敗かなぁ。。。

出発が遅かったかな。。。

「ひざ痛が」と言い訳できるかな。

ここでやめたら、2度とチャレンジしないかもな!?

何でもない信号の歩道に乗り上げて、自転車にまたがったまま、とほおに暮れて10分ぐらい考えましたよ。


ここは富士山の反対側。
どっちにしても、このまま富士山を回り込んで1周しなければ帰ることもできない。
走るしかないんです。

これが現実でした。
いやでも何でも走るしかない状況なんです。
ガンバ!o( ̄へ ̄o)(o ̄へ ̄)oガンバ!




そこから30分ぐらい登ってようやく下り基調になってきました。
ここまでは、登り基調→完全な登り→ダウンヒルと言う感じで、漕ぎながらスピード感を持って走れる区間ってあまりなかったんですよね。

40キロぐらいで巡航でき、重いギヤでもどんどん進んでくれるので、スバルラインへも一気に近づいて行く。

10キロぐらいの区間だったのですが、どんどん進めるので精神的にも持ち直してきた。

コンビニによる予定でしたが、少しでも早く登り始めたかったのでスルーして、料金所へ直行します。
ポケットにはゼリー入っているので、なんとか行けるでしょう。



17:20に料金所に到着。
あと1時間ぐらいで、真っ暗になるかな。。。
なんとか行けるかな。。。

P_20170903_172054.jpg 






スバルラインに入ってからは、一定の負荷がかかり続けたせいなのか、ひざ痛も和らいできました。
何とかチャレンジ成功出来る!と確信しました。
後はひたすら上り続ければ4本目はゲットできる。


ローディーと4人すれ違いましたが、みんな声をかけてくれたり挨拶してくれたりしましたよ。
この時間から登るので、応援してくれたんでしょうね。
(人''▽`)ありがとう☆


18:30
三合目の看板までやってきたのですが、写真では明るいようにみえますが、かなり暗い状態です。
P_20170903_182324.jpg 



ここから本格的な夜間走行です。
下りはライト(VOLT400)は最強で下ることになる。
下った後はファミレスで休憩しながら、ライトの充電をしなければならない。
ということは、今のうちにガーミンは充電しておく必要があり、バッテリーにつないでバックポケットに入れた状態で登ることに。
この辺は冷静に判断できましたね。



4合目に着くまではライトはつけないで温存しよう。
真っ暗な中、時折、下界の夜景が見えてりする。

真っ暗な部屋でローラー回しているような状況で、3合目から4合目はかなり長く感じましたが、なんとかここまでやってきました。
4合目の展望台でココア飲んで休憩。
P_20170903_185006.jpg 






さぁ。。。。

やばかった。



やばかった。。。



本当にやばかった!




って何が???








寒いんです!!!

スカイラインの下りが、9度でヤバいぐらい寒かったんですが、この時点で7度!!!


登っていれば耐えられますが、ダウンヒルはやばい状態になるのが想像できます。
ここまで来たら引き返す選択肢もなく、登るしかないですし。
少しでも早く五合目に登頂して早く下んないと。
休んだおかげで余計寒い。
この辺は、体力も消耗していて脚もへたってきていて大変な状況ですが、それに加えて寒さとの戦いを余儀なくされました。

最後の平坦区間もケイデンスを上げて速度は出さないようにしないと寒くて凍えてしまいそう。

それでもあと少し、あと少し、もう少しと言い聞かせて五合目を目指します。

最後の駐車場までやってきて、お土産屋さんの明かりも見えてきた。
P_20170903_192512_LL.jpg





そしてついに!ついに!4つ目の富士山五合目に到着しました!!!
\((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/ヤッター!!



富士4達成!

富士4Peaks達成!!!

五合目4つ目の看板だけは撮影しないと。
P_20170903_192738_LL.jpg 




もっと達成感や、感動があると想像していましたが、現実はそんな状況ではなかったんです。
ガーミンが示す気温は、5.8度!
{{{{(+ω+)}}}}寒ううぅ~

寒くて寒くてぶるぶる震える状況。

観光バス、定期バスが何台も登って行ったので、五合目には人がいることは想像できたのですが、お土産屋さんも開いていたのでよかったです。
外になんか寒くていれませんので、お土産屋さんの中に入って寒さをしのぎます。

ご来光を頂上で拝むために、この時間でも登山者が沢山いましたよ。
当たり前ですが、登山者は冬用のジャンパーなど着て、防寒装備バッチリです。

対して自分は、夏用のジャージ。

これかなりやばいです。
24キロも下り続けるレベルの寒さじゃないんです。 
この後どうすればいいのか?

助けを求めて下山する車に乗せてもらう?
宿泊できるのか?
登山用の防寒着を購入するか。
8000円とか金持ってないし、買えるはずない。
迷って時間ばかり過ぎると、状況は悪くなるばかり。。。



ホッカイロが売っていたので4枚購入してジャージの内側の前面に張り付ける。
風よけにもなるだろうか。
P_20170903_194029.jpg 





持ってきたごみ袋をジャージの下に着こんで、ウインブレを着て、意を決して外に出る。
下は夏用ビブパンツのみ。。。。
とても下山できるような気温ではない。
5度って冬用装備でもダウンヒルは凍えてしまうぐらいですよね。




もうこうなったら、ごみをあさって風よけになる様なものを体に巻き付けて、防寒着代わりにするしかないか?

自転車を止めたお土産屋さんの横に、ごみ袋らしきものが捨ててある。
中身を出してこれをまとってみよう。。。

と思って手にしたら、簡易用のカッパ?のズボン!?
めちゃくちゃ破れていて、とてもゴミにしか思えないような状態でしたが、これは神様の贈り物だ!!!
誰がどんな状態で着て、捨てたものかもわからないので、履くのも気持ち悪いのですが、これは履くしかない。
P_20170903_223426.jpg 






ビリビリな状態だったので、ビブパンツの裾に押し込んだりして、形成を整える。

あぁ~~~~~((((((ノ゜⊿゜)ノあぁ
これ浮浪者よりひどい格好だな。
富士山五合目で20:00近くに自転車に乗った人が、ごみ袋を全身に巻き付けているような状態。

登山者の冷ややかな目!!!

いやいや全然~気になりませんよ。
そんなこと気にしているような状況じゃないんです。
寒くて寒くて寒くて寒くて
(((=_=)))




でも何とか風よけ出来る状態にはなったので、浮浪者ローディーの極寒ダウンヒルを開始します。





いやいや!!!!


無理です。
。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。


無理です。
。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。


無理です。
。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。


20キロ以上なんて、とても出せません。



片手はブレーキ!
片手は胸やお腹にあてて、少しでも風が体に当たらないようにしながら下ります。
ホッカイロが効果あり。
生命維持装置と言ってもいいような感じですね。
手で体に押し付けると、その部分は少し温まる。



4合目の駐車場までたどり着いた。
寒さは限界!
真っ暗な極寒ダウンヒルで、凍えまくって下ってきましたが限界!
駐車場のトイレに逃げ込んで暖をとる。。。
コオロギや虫がわんさかいますが、一緒に暖をとります。
トイレの中が温かいかと言うと、外よりはましな状態。
ひたすら体をさすり、ホッカイロの発熱を頼りに温ままる。




10分ぐらいすると震えが止まってくるので、意を決して再出発。

温まった体は、1分後には元の凍え切った状態に戻る。

途中で自転車を数回止めながら、次のトイレを目指す。
標高が下がってきているはずだが、凍える状態には変わりない。
片手で体をさすりながら、登りよりも遅いような速度で、ブレーキをかけ続けて下っていく。



あぁ。。。
もう意識飛びそうというか、集中力切れそうというか、下っているだけですが、疲れと寒さで、体力が消耗していきます。


ここまで冷えきると、標高が下がって少し気温が上がっていると思われたが、復活なんてしませんね。


そんな厳しい状況でも、1合目のトイレが見えてきた。
トイレに駆け込み暖をとり生き返る。
生き返るというか、生きていた!という感じでしょうかね。



写真を撮るような余裕もなく、ただただ体を震わせて、体をさすり続けるのみ。
震えが止まったら、死のダウンヒル開始。
精神力と言うか、気力と言うか、決断力と言うか、とにかく寒くて寒くて限界超えた状態でダウンヒル。


なんとか料金所まで下りてきたが、早速トイレに駆け込む。

おお!!!!!!

このトイレは少し暖かい!!!
便座がヒーター付きじゃん!!!
便座に座って温まる。
お湯も出るようだ。
冷え切った手をお湯で温める。
また便座に座って、体をさすって生命を維持することに努める。
温便座大好きwww


スバルラインの下りだけで1時間30分以上かかりましたが、極寒のDEATHダウンヒルを何とか乗り越えました。
ここから富士急ハイランド近くのステーキガストまでも極寒でしたけどね。
P_20170903_212227.jpg 






スバルラインの後はほぼこのステーキガストに立ち寄るので、お姉さん、お兄さんとも顔なじみで、「今日は遅いですね」、「今から自転車で帰るんですか?」など声をかけてもらえました。

今日、会話をしたのが初めてだったのもあり、無事帰還できたことにホッとしました。

温かいスープを3杯のんで、体の芯まで冷え切った体を回復させます。

ただ、まだ極寒のイメージが払拭できず、なかなか外に出る勇気は起きませんでした。
1時間ぐらい休憩しまして、23時前にステーキガストを後にする。
P_20170903_214716.jpg 






外に出てみると、さっきのように寒さはそれほど感じない。
漕いで体が温まれば、大丈夫な気温でした。
よかった!!!


この後は山中湖経由で真夜中の道志みち経由で帰ります。
走り慣れた道ではありますが、山中湖に向かう普段渋滞している道も車はまばら。

真夜中だとスピード感はあるものの、実際にはスピードは出ておらず、30キロ以下での巡航だったはず。
ガーミンの画面も暗くて見えないですが、スピードなんかどうでもいい状態で、真っ暗な山中湖CRもひたすらペダルを回すのみ。

残り60キロの真夜中ライドですが、走らないと帰れないです。



道志みちに入ってからはほとんど車も通らず、、、怖い!

山中湖から山伏トンネルに向かうところでは、真っ暗な中、ガサガサガサガサ!!!
(ノ゜ο゜)ノ オオオオォォォォォォ-
なんか追ってくる!!!???
間違いなく何かが迫ってくる!

怖い~~~~!

なになに?
思いっ切りダッシュして何か?獣?から逃げる。。。
横を見たら、鹿が道路とグランドの間を2匹並走している。
ε=( ̄。 ̄;)フゥε=( ̄。 ̄;)フゥε=( ̄。 ̄;)フゥ
熊とかじゃなくてよかった。
猛ダッシュで脚を無駄に使ってしまったwww





その後の道志みちは、充電しておいた、VOLT400をMAX点灯させ走りましたよ。
主要コーナーには、街灯がありましたが、直線区間とかは街灯もなく真っ暗闇。
もう!スペースマウンテンですよ。
0:00過ぎで道志みちを走る車もないので、借り切りスペースマウンテンw
逆に楽しくなるぐらい、真っ暗でスリル満点の下り基調の高速巡航ですね。
20170902asgrwsse.jpg 






富士スバルラインでは、不思議に治まっていたひざ痛はパワフルに悪化!!!

それでもただ単に無心で走るしかない。
これが自走での富士4の大変なところでもあるだろう!


徐々に相模原市街近づき、残り30キロ。


残り20キロ。




残り10キロ。




ほっとした!

やったぜ!

これは何だったのか?

何のためにこんなことをしたのか?

何のためになったのか?

訳わからなくなってきましたが、唯一体を覆い尽くすのは達成感、充実感。

ある意味、充実した24時間。

マイペースで走り続けたので、体力的には思っていたより問題なく達成できた。



この富士4で試されるのは。。。

脚力?

体力?

いやいや、精神力ですよ!

距離:330キロ、獲得標高:7000m、時間23時間を耐えきるのは精神力。
途中ではやめたくなりますよ。
何のためになるのか?これは意味あることなのか?という、否定的な考えが襲いかかってきますから。
それに打ち勝つ答えも出せないまま走り続ける、登り続けないとならないですからね。
強烈な寒さや真夜中の走行で集中力、注意力の維持も大変ですからね。


そんな23時間を乗り切って、無事に帰宅しましたよ。
2時を回っての到着で、予定よりかなり遅くなりましたが、なんとか富士4達成しました。
あぁぁぁ!長かった、疲れた、寒かった。。。
これで今年の目標の一つをクリアしました。
もうやりませんよ!
もうできませんよ!
富士山五号目の4ルートを登るだけだったら、やるかもしれませんが、自走ではもうやりません。



富士スバルラインのダウンヒルから夜間走行となり、危険も伴いますので、お勧めもできません。
これ仲間とやっていたとしたら、ペース配分や、時間配分、休憩ポイント、疲労蓄積タイミングなど各自違うので、達成できたかわかんないですね。
逆に励まし合いながら走れるので、もっと精神的に楽なのかもしれませんが、それだけで乗り越えられるルートではないですね。


3本登った後は、条件が厳しくなり色んな意味で本当につらかったです。
走り終えた時は体力的には大丈夫でしたが、翌日以降は全身の筋肉痛や、興奮状態が続いたのかゆっくり熟睡できず、正常な生活に戻るには1週間以上かかりましたね。

大きな目標をかかげて、チャレンジしている間は、アドレナリンが後押しくれて、能力以上の事が出来るのかもしれませんね。


富士4チャレンジは、4年間の自転車生活での経験を試されました。
ペース配分、エネルギー補給、安全走行スキル、装備、体力、気力、脚力、持久力、精神力、我慢強さ、知恵などなど。
人生を凝縮したような、山あり谷あり山あり山あり山ありでしたが、その分充実した時間を過ごせたのかも。


この数週間後、ロードロ富士4倶楽部会員の坂バカKTGさんも、無事に富士4を達成しました。
多分お互い話したいことがあると思いますので、いつか、ゆっくり富士4の苦労話を語り合いたいと思います。
走った人しか分からないこと、走った人しか味わえない達成感。
ある意味、このばかばかしいともいえるチャレンジをクリアした同志ですからね。




やったぜ!!!

辛かった!!!

よくやったよ!!!

俺!!!

あぁ~~~!

頑張ったな!

俺!!!

お~~ん!

満足!満足!

???

富士4!貫徹!
♪v(*'-^*)ゞ^;*・'゜☆ブイ☆
20170902awe.jpg 


 イベント/レース

2 Comments

坂馬鹿KTG  

オキタクさんの富士4チャレンジ成功はとても大きな刺激を受けました。
本当にありがとうござます。

最初のチャレンジである ふじあざみラインは一番楽ですね。
あざみ後の2つスカイラインの五号目を制覇する厳しさ。
昼間でも富士山スカイラインからその先までヒタすらつづく下りの厳しさ。
最後の一本で、ある意味 楽に思えるスバルラインの下りの困難とそれが90分も要する自然の厳しさ。
それを乗り越えるオキタクさんの自分の強さ。

人は自然と自分との闘いですね。
でも、いろんな意味で人は人に刺激を与えられ、受け入れる事ができます。人が人を支えてくれます。
それを改めて教えてくれるのが ロードバイクであり、ロードロです。

リーダー、オキタクさん、ロードロの仲間、本当にありがとうござます。
感謝です。

2017/10/03 (Tue) 00:52 | EDIT | REPLY |   

オキタク  

さすが経験者!
コメントの通りです!
アザミが一番楽でしたね(*^_^*)

下りの辛さ、距離と時間の長さは、登り区間と同等か、それ以上に厄介でした。

何の為にもなっていないと思いますが、やりきれたことに関しては、とても満足していますよ!

こんなことにチャレンジさせてくれるロードバイクは、何かと楽しい乗り物ですね(^_^)v

2017/10/03 (Tue) 06:12 | EDIT | REPLY |   

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